ビルメンの勤務体系について~日勤勤務と宿直勤務~

ビルメン 勤務体系 ビルメン実務

 

 

白味噌
白味噌

こんにちわ。白味噌です。

ビルメンの良いところは、休日(というか余暇)はとても多いというところです。※勤務体系によって違います

 

今回はビルメンの勤務体系である『宿直勤務と日勤勤務』の特徴と体験談について書いていきたいと思います。

 

 

 

こ の 記 事 の 目 次

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ビルメンの勤務体系について

そもそも、ビルメンの余暇時間が多い理由について

 

ビルメンは楽な仕事と言われている理由の一つに余暇の時間が多いことが関係しています。

余暇時間が多い理由として、ビルメンには宿直勤務があることが関係しています。人のいない時間帯に建物に何かあっても初期対応が出来るように建物に宿泊して対応できる準備をしているのです。

宿直勤務の良いところは次の日が非番という実質的に休みの状態になるところです。本来次の日に出勤するところを前日に泊まって勤務します。つまり、翌日分の出勤を前倒しにするような感覚といえば、わかりやすいかもしれません。

その為、メジャーな勤務体系となると以下のようになるわけです。これは白味噌の宿直ありの場合のシフトです。

 

①月:日勤 → 火:日勤 → 水:宿直 → 木:非番(という名の休み) →金:休日 →
 土:休日 →日:休日

 

②月:日勤 → 火:宿直 → 水:非番(という名の休み) → 木:休日 → 金:日勤 →
 土:休日 →日:休日

 

①を見てみると週3日の出勤、②も週3日の出勤です。場合によっては土曜日が出勤になって週4日出勤になったりしますが、基本的に週3・4日になります。
そう考えると1月あたり出勤日数は14~16日程度で落ち着いてきます。

 

・・・これ、結構すごいことですよ(汗)

 

宿直勤務時、夜中は仮眠時間という名の扱いで就寝します。なにか異常が発生すると対応しなければいけませんが、基本的に何もおこりません。お金をもらいながら6時間近く寝ていられるので、家にいるのと同じ状態になります。これはとてもラッキーです。

宿直ビルメンは実質的な余暇の多さが発生することになるわけです。

※ちなみに、系列ビルメンだと非番日に日勤やらされるといったでデスマーチは滅多にないので、そのあたりは安心できます。
独立会社とかは上記のような非番→日勤シフト体制があると聞き、戦々恐々したことがあります。どんだけ、人が足りないんだよ、と。
職種は同じなのにそういった会社とごっちゃになるからビルメン業界は怖いです。

 

宿直ビルメンの良さ

宿直勤務 メリット

 

宿直勤務になるとご覧の通りシフト制になりますので、休日が安定しません。平日・週末と休みがごっちゃになります。今オフィスビル勤務の状態では暦通りの休みの為、宿直現場だったときの平日休みの良さを強く実感しました。

平日休みは本当に人が少なくていいです。週末休みだと都心に少し出かけると人でごった返していて、ランチをするだけでも30分とか待たされたりします。

その点、平日休みだと待ち時間など皆無です。スルスルッと入店できてしまいます。

特に白味噌が平日休みで嬉しかったのは、市役所等の公共の届出に時間が取れたということです。市役所は休日(土曜日)も開館してくれていますが、暦通りの人らはみんなその日をを狙って来たりするのでとにかく人が多くて時間がかかります。
その点、平日だと人がいないので、そういった煩わしさも全くありません。

 

宿直勤務の良さは、非番の日を有効に使えるということですよね。
白味噌は病院現場時代、仕事が終わったら銭湯に行って汗を流してリフレッシュしたり、映画館に行ったりして非番を満喫していました。
宿直勤務だと通勤時間を1回分節約できます。遠いところからきている人は宿直勤務の方がいいという人が多かったです。

 

余談ですが、白味噌が宿直現場の良かったところがもう一点あります。
それは宿直が学生時代におこなった合宿みたいで楽しかったということです。白味噌の宿直者は4名いて、みんな気の良い人たちが多かったのでワイワイしていて学生時代の気分を味わえました。

 

日勤ビルメンの良さ

日勤 良いところ ビルメン

 

 

現在の白味噌の勤務体系だと日勤のみで暦通りなので、基本的に土・日・祝日・年末年始休みになります。

日勤勤務の良さは、①まとまった休みが取れるということと、②身体が楽なことです。

については、GW年末年始に長期休暇が取れることが約束されているので、凄い幸せです。
実は白味噌はフリーター時代からずっとシフト制だった為、暦通りの休みは今の現場に来てからが初めてでした。
おかげで奥さんと同じ日に休めるので、共に旅行などに出かけることが多くなりました。

については、宿直勤務3年間続けて分かったことなのですが、人って『夜に寝て朝起きる生き物』だということです。

病院現場は楽しかったのですがとても忙しく、夜中に渡って作業することが多くありました。警報が鳴って起こされたりすると、睡眠時間が2時間未満ということも多々あったため、じわじわと身体にダメージが蓄積されていきました。

その結果、不整脈の発生や不規則な食生活により高コレステロール値が高くなったり、眠くないのに日中寝てしまったり、身体が疲れやすくなっているのを感じていました。

オフィスビル勤務になってからは、日勤勤務だけなので規則正しい生活になったからか、全ての健康診断の数値が元に戻りました。

それからは宿直勤務は出来るだけ避けようと思うようになりました。宿直勤務は若いころには大丈夫だけど、ある程度年を重ねるとやるもんじゃないのかもしれません。

夜勤をすると、寿命が短くなるとかいう話も聞いたことあります。ビルメン業務に宿直は避けられないところになりますので適性がない方は気をつけてください。

 

宿直勤務・日勤勤務を両方体験してみて思ったこと。

結果として、どちらも体験できてよかったなと思っています。ただ宿直勤務は上でも書きましたがおすすめしません。

健康的な問題はもちろん、そもそもビルメンの宿直勤務の代金ってすごい安いからです。

1泊して2000円とかですが、月5回泊まって1万円程度しかもらえません。

それを多いと取るか少ないととるかは人それぞれですけど、貰える金額以上の大切なものを持って行かれてしまっている、という風に考えるようになりました。

白味噌的な考え方をする人はビルメンでは少ないと思います。基本的に宿直の方が目先の金を稼げますからね。そういう意味では、白味噌はビルメン適正が全くないと思っています(笑)

 

まとめ~これからビルメンを志す方は~

気弱で根性のない白味噌にとって、ビルメンは天職と思っています。多い余暇時間や身体的負荷の少なさ、ノルマも基本ありませんし、仕事内容も難しいものは多くないです。

ですが、ビルメンにとって宿直勤務は絶対に避けられない要件です。ビルメンとしてほかの先輩からは異端児扱いされましたが、白味噌のような考え方の人は他にも絶対に居ると思っています。

ビルメンになりたい方は、仕事仲間や仕事内容とはまた違う要件になる『宿直の適正』があることを知っていただければ幸いです。

宿直の適正は実際にやってみなければわかりませんが、もしも自分に適性が無かったときは、ビルメンを辞める、、、、よりも他の日勤現場だけの会社を選ぶのも手かもしれません。

もう一つの手段として、役職付になるのも宿直勤務から逃れる一つの手です

基本的に点検要員ではないビルメンは役職が付いています。役職がつけば、宿直勤務からは外されることが多いです。ビルメンとしての仕事は嫌いでないのに宿直が嫌だというビルメンは、そういったルートもあるということを知っていただければと思います。
※責任は多少重くなりますが(笑)

白味噌としては、宿直が本当に嫌なこと以外はビルメンという仕事は好きなんだけどなぁ。
コスパが良い職業だと思いますしね。

 

今回はビルメンの宿直勤務と日勤勤務について書いてみました。

毎月ビルメンになる方・退職する方は多くいますが、みな色々な理由でそうなります。

出来るだけ望んでビルメン業界に来てほしいと白味噌は思い、今回の記事を作成しました。

今後ビルメンを志す方の参考に少しでもなればな、、、と思います。

それではまた次回の記事を見ていただければなとおもいます。

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

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